問題児の3冊


中学時代の3年間

国語を教えてくださった先生

中学2年の時は担任もしてくださいました。

 

その先生は

教科書に載っている

小説でも随筆でも詩歌でも

新しい題材に入るときは

先生ご自身で全部読んでくださいました。

 

その日も

先生は新しい題材の物語を朗読されていました。

 

涙をこらえながら

 

『おとなになれなかった弟たちに・・・』

 

今でも忘れることのない授業です。

 

 

その先生が

中2の僕に薦めてくれた3冊の本

宿題の3冊

 

デミアン』 ヘルマン・ヘッセ

『大地』 パール・バック

チボー家の人々』 ロジェ・マルタン・デュ・ガール

 

後に読書家の友人にこのことを話したら

「問題児だったの?」と心配された3冊

 

僕がまず初めに読んだのは『大地』

その次は『デミアン

そしてまだ読み終わらないでいる『チボー家の人々

 

 

問題児は佳境を迎えております。

 

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